待ったなし!2025年・2040年問題への備えは万全ですか?
はじめまして。介護経営総合研究所の五十嵐と申します。新型コロナが経済全体に大きく影響を及ぼしている昨今ですが、採用活動の原理原則は変わりません。外的環境の変化にかかわらず、少子高齢化は確実に進行し、採用は企業にとって重要課題であり続けます。
そこで今回は介護企業が採用で勝ち続けるための「勝利の方程式」について、お伝えいたします!
はじめに
「開設1年間で看護師10人・理学療法士1人採用・年間採用コスト約24万」
これは2021年に開設した訪問看護ステーションの実績です。採用のきっかけは、自社のホームページ・社員からの紹介・ハローワーク・indeedです。
「採用伴走支援開始から半年で正社員が充足」「紹介会社へ依存していたが、3ヶ月で7名の直接採用が出来た」等の事例も存在します。採用力の強化、採用改善は短期間で実現する事が可能です。
採用力とは「採用活動の有効性」+「自社の魅力」と定義する事が出来ます。
採用力を高めるということは、それぞれを同時に高めるという事です。
本コラムでは「採用活動の有効性」を高める事から順番にお伝えして参りたいと思います。
1 採用に王道なし。採用は「or」ではなく「and」で考える
現在は1つの手を打つだけで採用に成功する時代ではありません。
時を越えて採用で勝ち続けるためには、同時に複数の打ち手を打つことが必要です。
採用現場でよく聞くフレーズとして「〇〇をやるよりも、〇〇をすべきだ」「〇〇に頼っている場合では無い」などがありますが、採用は「or」ではなく「and」で考えなくてはなりません。過去のように「これだけをやれば大丈夫」という王道は存在しません。
ITの進化により採用を取り巻く環境は一気に複雑化してきました。
マーケティング分析、自社ホームページ分析、自社ホームページリニュアル、ハローワーク対策、indeed運用、SNS対策、複数の採用メディア対策、社員紹介制度推進、学校訪問、ポスター掲示、就職説明会、採用パンフレット制作、撮影、動画撮影他
打ち手は無限に存在します。
一つの打ち手だけで採用力が上がることはありません。コツコツと細やかな対策を積み上げることが、採用力強化への唯一の道です。
※上記は2022年高齢者住宅新聞に寄稿したコラムを一部加筆修正したものです。
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介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにてブライダルマーケットの営業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:離職率5割削減、採用単価3万円、人材紹介・人材派遣0、人材紹介会社費用の9割減、利益率4倍等。