はじめに
最近よく感じる事があります。採用がうまくいっていない法人の特徴は共通しています。
様々なアドバイスを行い、サポートを行い、応募が増えても採用出来ない法人は存在します。
それらの法人における共通点について述べたいと思います。
介護職の採用は求職者に対する謙虚な態度、想いが重要
応募はあるけど採用に繋がらない、何故か面接にこない等の経験はありますでしょうか?
そのようなケースが頻繁に起きているのであれば要注意です。
みなさんの法人、施設には以下の傾向はありませんでしょうか?
・「採用するか見定める」というスタンスで求職者に接している
・電話の対応が若干横柄(言葉は丁寧でも態度で伝わってくる)
このようなスタンスではどれだけお金を掛けても採用がうまくいく事はありません。
採用担当者、経営者の考え方、スタンスこそが最も重要です。
「求職者はお客様」
「求職者はお客様」という意識に切り替えなくてはなりません。
管理者のみならず施設全体で対応しなくてはなりません。
採用は施設全体の重要な課題である点を職員間で共有し、求職者が面接に来る日は事前に準備を行います。
もちろん普段から働きやすい職場作りを行なう事が大前提です。
介護経営者トップの意識を変える事
2025年、2040年問題が迫る中、採用は最重要課題と言っても過言ではありません。
少子高齢化が急速に進む中、雇用する側の意識を大きく変える必要があります。
早期対策が出来ていない法人は、気付いたときには手遅れになるでしょう。
私の周囲でも古い感覚のまま採用活動を行なっている法人は見受けられます。
特徴は
・応募が無い
・応募があってもドタキャンされる
・面接をしても辞退される
このような件数が増加していれば要注意です。
採用体制の強化をお勧めします。
詳細についてご興味があればお気軽にお問い合わせ下さい。
https://kaigo-keiei-labo.jp/contact/
介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにてブライダルマーケットの営業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:離職率5割削減、採用単価3万円、人材紹介・人材派遣0、人材紹介会社費用の9割減、利益率4倍等。