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2025.10.14
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【2025年版】介護採用を成功させる3つの戦略|採用・運用・現場から読み解く経営のヒント

介護業界は今、かつてない採用難の時代を迎えています。

有効求人倍率は4倍前後と高止まりし、9〜10月には年間で最も採用競争が激化。事業者間の人材獲得競争は一層激しくなっています。

本記事では、介護事業者の経営者・管理者の方に向けて、「採用」「運用」「現場力」という3つの視点から、採用を成功に導く最新戦略をご紹介します。今後の経営判断や採用戦略の見直しにぜひお役立てください。


1. 採用市場は激戦化|9〜10月は勝負どころ

介護職の人材不足は年々深刻化し、2025年も採用競争はさらに加速しています。
特に9〜10月は採用活動のピークで、多くの事業者が広告予算を集中投下。ここで採用できるかどうかが、その後の運営にも大きく影響します。

採用強化のポイントは「データ活用」と「求人改善」

介護採用で成果を出すためには、「出して終わり」の求人掲載ではなく、数値を分析しながら改善を重ねるPDCA運用が欠かせません。
求人媒体「ジョブメドレー」を活用する場合は、以下の点を特に意識しましょう。

  • 応募率をチェック:平均を下回る場合、写真・キャッチコピー・待遇条件などの見直しが必要
  • 求人あたりの閲覧数を分析:伸びない場合はタイトルや文章を改善
  • 月1回以上の更新:新鮮な情報は求職者の信頼につながる
  • 優先表示プランの活用:閲覧数を1.5〜2倍に引き上げ、応募母数を確保

数字を“管理”する採用に切り替えることで、応募数・面接数・採用数すべてが向上します。


2. デイサービス運用支援で「働きたい職場」をつくる

採用がうまくいかない原因の一つは、「現場の環境」が整っていないことにあります。
弊社では、採用支援と並行してデイサービスなど現場の運用改善コンサルティングを行っていますが、効果的な改善ポイントは次の通りです。

運用改善の4ステップ

  1. 職員のメンタルケア
    心身の負担が大きいと離職が増え、採用コストも上昇します。定期的な面談や相談体制の構築が有効です。
  2. 課題の明確化
    「どの業務が負担なのか」「人手不足はどこか」を見える化し、改善の優先順位を設定します。
  3. AIによる業務効率化とICT活用
    記録・シフト作成・送迎などを自動化・効率化し、本来のケアに集中できる環境を整えます。
  4. 稼働率向上への施策
    1~3が改善出来た後に、サービス内容や営業戦略を見直すことで利用者数を増やし、収益構造を安定化させます。

現場の「働きやすさ」は採用活動にも直結します。魅力ある職場は求人応募数を増やすだけでなく、定着率を高め、組織全体の生産性を押し上げます。


3. 「秋祭り」に見る「現場力」と「組織力」の本質

先日、支援先の施設で開催された秋祭りに参加した際、私たちは“強い組織”には共通点があることを改めて感じました。

多くの出店が並び、スタッフは役割分担を明確にして連携し、来場者への対応も笑顔でスムーズ。現場には活気があり、利用者や家族の満足度も非常に高いものでした。

このような組織では、

  • スタッフ同士のコミュニケーションが円滑
  • チームで助け合う文化が根付いている
  • 離職率が低く、業績も安定している

といった特徴があります。これは単なるイベントの一場面ではなく、「普段の現場運営」がしっかりと構築されている証拠です。こうした組織文化は、採用活動における大きな強みとなります。


まとめ|採用・運用・現場の三位一体で“選ばれる施設”へ

介護業界の採用は、「求人広告だけ」では成果が出にくい時代に入りました。
採用(集客)× 運用(現場力)× 組織力(定着) の三位一体で取り組むことが、今後の介護経営において欠かせません。

  • 採用:ジョブメドレーなどのデータ分析と求人改善で応募数を最大化
  • 運用:職員のメンタルケアと業務効率化で働きやすい職場を構築
  • 組織:現場イベントや文化を通じて「選ばれる施設」へ進化

この3つの視点を戦略的に組み合わせることで、競争激化する市場の中でも、人材が集まり、育ち、定着する組織へと成長できます。


【お問い合わせはこちら】

弊社では、介護事業者向けに「採用戦略設計」「求人改善」「現場運用支援」まで一気通貫でご支援しています。
「採用が思うように進まない」「定着率を上げたい」とお悩みの方は、ぜひ下記フォームからお気軽にご相談ください。

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代表プロフィール

介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎

名古屋大学経済学部卒業後、株式会社リクルートにてブライダル市場における営業・マーケティング業務に従事。その後、民間介護企業および社会福祉法人において大規模な経営改善プロジェクトを成功に導く。2021年4月、介護経営総合研究所を創業。

主な改善実績

  • 離職率50%削減
  • 採用単価30,000円の実現
  • 人材紹介・人材派遣費用の完全削減
  • 人材紹介会社費用90%削減
  • 利益率4倍向上

これらの実績に基づく実践的なコンサルティングにより、介護事業所の持続可能な経営をサポートしています。