news
お知らせ

2025.02.21
News
 
採用
 
ホームページ
 
施設運営
 
介護事業
 

2025年 採用DX待ったなし!

2025年は年初から採用マーケットが大きく動いている

人材不足が深刻化する中、2025年の採用市場は年明けから目まぐるしい変化を見せています。少子高齢化、働き方改革の浸透、そしてデジタル技術の急速な進化により、採用手法も大きく変わりつつあります。特に注目すべきは「採用DX」の加速です。

弊社のクライアント企業では、従来の採用方法から脱却し、デジタルを活用した新たな採用戦略に舵を切った企業が軒並み好調な結果を出しています。紙媒体の求人広告や合同説明会への出展だけでは、もはや優秀な人材の確保は難しくなってきました。

Indeed活用の新常識

採用DXの代表格として、求人サイト「Indeed」の活用方法が挙げられます。以前は掲載するだけで応募が来ていた時代から、今や「使い方」によって成果に大きな差が生じる時代へと変化しています。

例えば、ただ単に予算をかけて上位表示を狙うだけでは、費用対効果は期待できません。重要なのは以下のポイントです。

– 求職者の検索傾向を分析した効果的なキーワード設定
– 応募者の心を掴む魅力的な求人タイトルと詳細な仕事内容
– 地域特性や競合状況を考慮した予算配分
– クリック数と応募率の定期的な分析と改善

残念ながら、多くの企業ではこれらのノウハウが不足しており、高額な予算を投じても思うような応募につながっていないケースが散見されます。Indeed運用は今や専門知識が必要な領域となっており、適切な活用法を知ることが採用成功の鍵となっています。

SNS採用の急速な台頭

2025年の採用市場において、最も注目すべき変化の一つがSNSを活用した採用活動の拡大です。Instagram、TikTok、X(旧Twitter)、Facebookなど各プラットフォームの特性を理解し、効果的に活用することで、従来のルートでは出会えなかった層へのアプローチが可能になります。

特にZ世代を中心とした若年層へのリーチには、TikTokやInstagramの活用が欠かせません。短い動画で職場の雰囲気や実際の業務内容を伝えることで、応募前のミスマッチを減らし、採用後の定着率向上にもつながっています。

このようなSNS採用の効果が認知され、年末には全ての法人が何らかの形でSNS採用に取り組んでいるのではないかと予測されます。もはや「1施設1アカウント」の時代は目前に迫っています。

自社サイトの重要性再認識

応募者が企業を知る最初の窓口として、自社サイトの重要性が改めて高まっています。特に採用ページの質が、応募者の質に直結する傾向が顕著です。

具体的には以下のような要素が重要になっています:

– モバイルファーストの見やすいデザイン
– 社風や価値観が伝わる具体的なコンテンツ
– 実際の社員の声や日常業務の様子
– 明確なキャリアパスの提示
– 応募のハードルを下げる簡潔な応募フォーム

自社サイトは24時間365日働く営業マンとも言えます。採用ページの内容が充実している企業ほど、応募者の質が高まり、結果として採用率の向上につながっています。

先手必勝の採用戦略

採用市場の変化に対応するためには、「待ち」の姿勢ではなく「攻め」の姿勢が必要です。特に介護業界など人材不足が深刻な業界では、外国人材に依存するだけでなく、日本人採用にも力を入れるバランスの取れた戦略が求められます。

今後の採用成功の鍵は、デジタルツールを駆使した多角的なアプローチにあります。Indeed、SNS、自社サイトの三位一体の採用戦略を構築し、それぞれの特性を活かした採用活動を展開することが重要です。

変化の激しい2025年の採用市場で成果を出すためには、従来の常識にとらわれず、新たな手法に積極的に挑戦する姿勢が必要です。まさに「採用DX待ったなし」の時代が到来しています。

 

介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにて通信事業、ブライダル事業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:採用コスト2,000万円削減、離職率5割削減、採用単価3万円で200人採用、人材紹介・人材派遣0
人材紹介会社費用の9割減、東京にて施設開設時に160人採用、利益率4倍、薬剤師応募を1時間で獲得、他多数。