介護業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が日々高まる中、2024年11月5日、高坂福祉会 特別養護老人ホーム扶桑苑様にて、介護経営DX勉強会を開催いたしました。本勉強会では、介護現場における業務効率化とサービス品質向上を目指し、最新のIT技術やAIの活用方法について、具体的な事例とともにご紹介させていただきました。
勉強会の主な内容
1. 介護現場におけるIT活用の現状と可能性
近年、介護業界では深刻な人材不足が課題となっています。この課題に対応するため、ITツールの効果的な活用が注目されています。勉強会では、以下のような具体的な活用事例をご紹介しました:
– Googleスプレッドシートの活用について
– チャットワークの活用について
– Canvaの活用について
– AIの活用について
2. 革新的なデジタルサービスの紹介
介護現場で活用できる様々なAIをデモを交えながらご紹介しました:
– Perplexity
₋Claude
₋ImageFX
参加者の声
リーダークラスの職員の方々にご参加いただき、以下のような貴重なフィードバックをいただきました:
> 「様々な便利機能を紹介いただき、とても良かったです」
> 「最新のテクノロジーを知れたことが良かったです」
> 「知らない世界を知れたことは良かったですが、セキュリティのことも知りたかったです」
> 「AIの写真はビックリで盛り上がりました、感動!」
> 「将来的に活用したい内容が一杯。早速、委員会で話し合い、提案したいと思いました」
期待される効果
今回ご紹介したIT・AIツールの導入により、月間50時間から100時間程度の業務時間削減が見込まれます。この時間を以下のような取り組みに活用することで、さらなるサービス品質の向上が期待できます:
– 入居者様とのコミュニケーション時間の増加
– スタッフ研修の充実
– サービス品質向上のための施策立案
– 職員の働き方改革の推進
お問い合わせ
介護現場のDX推進について、お悩みやご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。私たちは、それぞれの施設の特性や課題に応じた、最適なソリューションをご提案させていただきます。
現場の業務効率化から、より質の高い介護サービスの提供まで、デジタル技術の力で皆様の取り組みをサポートいたします。
介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにて通信事業、ブライダル事業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:採用コスト2,000万円削減、離職率5割削減、採用単価3万円で200人採用、人材紹介・人材派遣0
人材紹介会社費用の9割減、東京にて施設開設時に160人採用、利益率4倍、薬剤師応募を1時間で獲得、他多数。