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採用コストの上昇とホーム離職の課題
介護事業者の皆さま、こんにちは。介護経営総合研究所です。
この数年、介護職の採用市場は厳しい状況が続いています。Indeed などの求人サイトでは、クリック単価が上昇し続けており、採用コストがどんどん高くなっています。同時に、人材紹介会社からの電話も鳴りやまず、入社した新人社員が3か月ほどで退職してしまうといった質の面でも深刻な課題に直面しています。
このような採用難の中で、介護事業者が採用を強化していくためには、これまでの採用手法を見直し、新しい施策に取り組む必要があります。特に近年、以下の3つのアプローチが重要性を増してきています。
1. 自社の採用サイトの充実
2. SNSなどのソーシャルメディア活用
3. MEO(グーグルビジネスプロフィール対策)
本記事では、その中でも特に注目を集めているMEOの重要性と具体的な実践方法について詳しくご説明します。
MEOとは何か?なぜ重要なのか?
MEOとは、グーグルビジネスプロフィールの最適化のことです。近年、求職者がGoogle マップを利用して職場を探すケースが増えています。そのため、MEOを通じて自社の情報をGoogle上で適切に提示することが、採用面でも集客面でも大きな効果を発揮します。
具体的なMEOの特徴は以下の通りです。
– 低コストで高い効果が期待できる
– 採用と集客の両面で効果的
– エリア名と事業名の組み合わせで上位表示を目指す
– 場所によって順位が変わるため、注意が必要
– 複数の地図サービスに登録すると評価が高まる
– 記事の投稿が効果的で、インスタグラムと同時投稿も可能
つまり、MEOは採用コストが高騰する中で、低コストで高い集客効果が期待できる重要な施策なのです。特に、Google マップを利用した求職者への訴求力が高いため、採用活動にも大きな効果が期待できます。
具体的なMEO実践方法
では、実際にMEOをどのように実践すればよいでしょうか。
1. まずは、Google マイビジネスの登録と最新情報の更新が不可欠です。事業所の正確な情報を登録し、随時更新する必要があります。
2. 次に、Yahoo地図やMapple、Navitime などの地図サービスにも登録しましょう。複数の地図サービスに登録することで、Google からの評価が高まります。
3. 定期的な記事投稿とソーシャルメディアとの連携も可能です。自社の魅力を伝える記事を投稿し、インスタグラムなどとも連携することで、より効果的なプロモーションができます。
4. 写真や動画を活用して、魅力的なプロフィールを作成しましょう。単なる情報提供にとどまらず、求職者の興味を引くコンテンツづくりが重要です。
5. 最後に、顧客からのレビューの管理と適切なレスポンスも欠かせません。良いレビューは積極的に活用し、悪いレビューには謙虚に対応することで、信頼性の高いプロフィールが作れます。
このように、MEOを効果的に活用するためには、Google マイビジネスの登録から、記事投稿、レビュー管理まで、さまざまな取り組みが必要です。
介護経営総合研究所のMEO支援サービス
介護経営総合研究所では、介護事業者のMEO対策を専門のプロ用システムを活用して支援しています。エリアや業界特性に合わせたきめ細かなMEO対策を行い、採用と集客の両面で効果的なサポートをさせていただきます。
特に近年、MEOの重要性が高まる中で、自社でMEO対策に取り組むのは難しいという声も多くいただいています。そのようなニーズにお応えするため、介護経営総合研究所ではMEO支援サービスを提供しています。
お気軽にご相談ください。介護事業者の皆さまの採用強化と集客力向上に、全力でサポートさせていただきます。
介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにて通信事業、ブライダル事業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:採用コスト2,000万円削減、離職率5割削減、採用単価3万円で200人採用、人材紹介・人材派遣0
人材紹介会社費用の9割減、東京にて施設開設時に160人採用、利益率4倍、薬剤師応募を1時間で獲得、他多数。