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事例紹介

2024.08.19
採用
 
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インスタグラム採用の時代へ:介護業界の新たな採用戦略

2024年の採用環境:介護業界の課題

2024年、介護業界は深刻な人材不足に直面しています。高齢化社会の進展に伴い、介護サービスの需要は増加の一途をたどっていますが、それに見合う人材の確保が困難を極めています。この状況は、介護施設の運営や、サービスの質の維持に大きな影響を与えています。

従来の採用方法では、この課題に十分に対応できなくなってきています。そのため、新たな採用戦略の構築が急務となっています。その中で注目を集めているのが、ソーシャルメディア、特にインスタグラムを活用した採用手法です。

従来の採用方法の限界

Indeedの高騰と効果の低下

求人サービスの代表格であるIndeedは、依然として採用市場の中心的存在です。しかし、クリック単価の高騰が顕著になっており、特に介護職や看護職からの反応が今一つという状況が続いています。費用対効果の面で、多くの介護施設が課題を感じています。

人材紹介会社への依存

多くの施設が人材紹介会社に頼っているのが現状です。しかし、紹介料の高さや、必ずしも施設のニーズに合った人材が紹介されるとは限らないなど、課題も多く存在します。

SEO対策の難しさ

Google、Yahooなどの検索エンジンでの上位表示を目指すSEO対策も、有効な採用手段の一つです。しかし、本格的に取り組むには多額の費用と長い時間が必要となります。小規模な介護施設にとっては、ハードルが高い手法といえるでしょう。

インスタグラムが採用に効果的な理由

このような状況の中、インスタグラムを活用した採用戦略が注目を集めています。その理由は以下の通りです。

1. リアルな職場環境の発信

インスタグラムの最大の強みは、写真や動画を通じて職場の雰囲気をリアルに伝えられることです。施設の様子、スタッフの日常、イベントの様子など、求職者が知りたい情報を視覚的に伝えることができます。これにより、求職者は自分がその職場に馴染めるかどうかをイメージしやすくなります。

2. 若年層へのアプローチ

インスタグラムは特に若い世代に人気のSNSです。介護業界では若手人材の確保が課題となっていますが、インスタグラムを活用することで、この層に直接アプローチすることが可能になります。

3. 競合の少なさ

現在、介護業界でインスタグラムを採用に活用している施設はまだ少数です。つまり、今始めることで他施設との差別化を図ることができます。先行者利益を得られる可能性が高いといえるでしょう。

インスタグラム採用の注意点

インスタグラムを採用に活用する際は、以下の点に注意が必要です。

専門性の必要性

インスタグラムの効果的な運用には、以下の専門知識が求められます:

  • 機能の理解と活用
  • アカウントデザイン
  • コンテンツ制作

これらを適切に行わないと、かえって施設のイメージダウンにつながる可能性があります。

プロフェッショナルの活用

最初のアカウント立ち上げとコンテンツ制作は、プロフェッショナルに依頼することをおすすめします。専門家のサポートを受けることで、以下のメリットがあります:

  • 効果的なアカウント設計
  • 魅力的なコンテンツフォーマットの制作
  • 運用ノウハウの習得(アルゴリズムの理解)

これにより、スムーズなスタートを切ることができ、長期的な運用の基盤を築くことができます。

今こそ始めるべき理由

インスタグラムを活用した採用戦略は、「先手必勝」の考え方が重要です。以下の理由から、今すぐ始めることをお勧めします:

  1. 競合が少ない: 現時点では多くの介護施設がインスタグラムを採用に活用していません。今始めることで、市場での差別化を図ることができます。
  2. 若手人材へのアプローチ: 若い世代の採用に苦戦している施設にとって、インスタグラムは効果的なツールとなります。
  3. コスト効率: 他の採用手法と比較して、初期投資が少なくて済みます。
  4. ブランディング効果: 採用だけでなく、施設のブランディングにも貢献します。
  5. 長期的な効果: コンテンツを蓄積することで、時間とともに効果が高まっていきます。

介護業界の採用市場は日々変化しています。新しい手法に積極的にチャレンジすることで、人材確保の可能性を広げることができるでしょう。

インスタグラムを活用した採用戦略の立案や運用でお悩みの方は、専門家のサポートを受けることをお勧めします。介護経営総合研究所では、インスタグラム採用のサポートを行っています。現在キャンペーンも実施中ですので、お気軽にお問い合わせください。新しい採用戦略で、貴施設の未来を切り開きましょう。

 

介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにて通信事業、ブライダル事業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:採用コスト2,000万円削減、離職率5割削減、採用単価3万円で200人採用、人材紹介・人材派遣0
人材紹介会社費用の9割減、東京にて施設開設時に160人採用、利益率4倍、薬剤師応募を1時間で獲得、他多数。