はじめに:2023年の変化とその影響
2023年、私たちの社会は大きな変化を経験しました。特に、多死社会の到来は多くの分野に影響を及ぼしています。皆さんもその実感を持っていることでしょう。
多死社会の到来と福祉事業の挑戦
2023年は高齢者や著名人の訃報が急増。高齢福祉施設は全体的に稼働率が低下傾向にあります。この事象は福祉事業にとっても大きな転機だと考えています。
老人福祉事業の拡大時代の終焉
長らく続いた老人福祉事業の拡大は正しい選択しなのでしょうか?私たちは新しい時代に適応し、戦略を見直す必要があります。
人口減少と職員減少の現実
高齢者の減少と合わせて、福祉事業に従事する職員も減少しています。介護職人数も減少傾向にあります。これは事業運営に大きな影響を及ぼします。
2024年の福祉事業:困難への対応と新戦略
2024年は、これまでの成長戦略を見直し、未来に向けた戦略転換が必要なタイミングです。
終わりに:適正な規模と質への転換
今後の福祉事業は、単なる拡大ではなく、適正な規模と質への転換が求められています。
介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにて通信事業、ブライダル事業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:採用コスト2,000万円削減、離職率5割削減、採用単価3万円で200人採用、人材紹介・人材派遣0
人材紹介会社費用の9割減、利益率4倍他多数。