case study
事例紹介

2023.11.23
介護事業
 
介護施設
 
News
 
採用
 
ホームページ
 
施設運営
 

介護事業者必読!介護経営強化ブログVOL.31 介護経営は全方位戦略 持続可能な成長への道筋

はじめに:介護事業の現状と課題

日本における介護事業は、高齢化社会の進行に伴い、その重要性が増しています。しかし、業界は多くの課題に直面しています。これらの課題を解決するためには経営に関する全方位からアプローチする必要があります。経営を改善させるためには「幹+全ての枝葉」に手を打つ必要があります。

利益を確保し、持続的な経営を実現する

売上向上とコスト削減

当たり前の話ですが、介護事業の成功には、売上の増加とコストの削減が重要です。これは、サービスの質を維持しつつ、効率的な運営を実現することを意味します。
しかしながら、この当たり前の事が疎かにされているケースが非常に多いです。細やかな点まで手を打つことによって年数百万~数億円のコスト削減、利益の創出は可能です

採用と教育の強化

優秀なスタッフの採用と教育は、高品質な介護サービス提供の基盤です。採用プロセスの改善と従業員の継続的な教育は、事業の持続可能な成長に不可欠です。
職員の質は経営の質。優秀な経営者には優秀な職員が集います。また、教育に費やした時間はサービス品質と比例します。頭数をそろえるだけの人材戦略になっているケースは非常に危険です。常に優秀な人材の獲得を目指してください。打ち手は無限大です。

評価制度の改善

従業員のモチベーションを高め、業務の質を向上させるためには、公正かつ効果的な評価制度が求められます。
ここは形だけになるケースが多いです。人事考課の制度から面談対応まで細かな仕組みを構築する必要があります。

ITへの投資と介護保険の動向

ホームページの質は経営の質です。経営の成否の7割はwebで決まる時代とも言われています。ITに投資できない法人は淘汰の対象となるでしょう。
技術革新への投資は、業務の効率化とサービスの質向上に寄与します。
また、同時に介護保険制度の変化への対応も重要です。
LEFEなどの変化に伴い、システムも常に見直す必要があります。その際、大事なことは大手事業者と付き合う事。
システム業界は大手が優れた品質で業界をリードする業界です。利益を研究、開発に回せるため、高品質を維持する事が可能です。
冒険をせず大手システム会社のプラットフォームに様々なデータを集約させる方向性が重要となります。

経営チームとスタッフの重要性

カリスマではなくチームワーク

一人のカリスマに依存するのではなく、チーム全体の力を結集することが成功の鍵です。
そのため優秀な職員がいれば、随時抜擢人事も必要となります。

有能なスタッフの結集

有能なスタッフを集め、彼らの能力を最大限に活用することが、介護事業の発展に不可欠です。
有能なスタッフが「物を言える」環境構築が重要です。

外部知恵の活用

必要に応じて、外部の専門家やコンサルタントの知識を活用し、新たな視点を取り入れることが有効です。
介護の専門家に経営やITの知識や経験を求めることは不可能です。
浅はかなアドバイスしか出来ない怪しいコンサルタントには気を付けて下さい。

ベンチャー精神と介護事業のリスク管理

介護事業においては、ベンチャー企業のような精神が求められます。一度の失敗を速やかに解決し、リスクを管理することが重要です。
事業によっては利益が出にくいケースも存在します。毎月の収支や状況を細やかに確認し、撤退、増床、新たな加算取得等、知を結集して対応すべきです。

まとめ:持続可能な成長へのコミットメント

介護事業の持続可能な成長には、多角的なアプローチと実践的な事例からの学び、経営チームとスタッフの力の結集、そして業界全体での協力が不可欠です。弊社の採用伴走支援サービスは、これらの課題に対処し、事業の成長を支援するための多様なソリューションを提供します。

こちらからご意見をお聞かせください

介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにて通信事業、ブライダル事業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:採用コスト2,000万円削減、離職率5割削減、採用単価3万円で200人採用、人材紹介・人材派遣0
人材紹介会社費用の9割減、利益率4倍他多数。