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2023.11.02
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介護事業者必読!介護経営強化ブログVOL.26 経営困難な法人にありがちな傾向②

管理職の離職が多い


管理職が次々と退職するという事実は、その組織に何らかの問題が存在することを示唆しています。具体的には以下のような傾向が考えられます。

  1. 古いスタイルのカリスマトップダウン型経営:経営者が一方的に指示を出し、部下がそれに従うだけの古いスタイル。現代の経営には合わない可能性があります。
  2. パワハラの可能性:経営者や上司からの過度な圧力や不適切な言動がある場合、管理職の離職が増える原因となります。
  3. 経営者が優秀な管理職を疎ましく感じる:経営者が優秀な管理職を疎ましく感じ、彼らを疎外することで、結果的に三流のイエスマン的な人材が昇進する。これにより、新しいアイディアや改善策が生まれにくくなり、徐々に組織が退化する。

経営が順調な法人の特徴

経営が順調な法人では、管理職の離職は少ないと言われています。これは、経営者と管理職の間に信頼関係が築かれているため、組織の方向性やビジョンに共感し、一緒に取り組む意欲が高まるからです。

組織の問題を改善する方法

これらの問題を解決するためには、組織の仕組みそのものを見直し、再構築する必要があります。原因はシンプルで、改善方法もシンプルです。しかし、組織の文化を変えることは容易ではありません。そのため、経営者が先頭に立ち、全体を引っ張る覚悟とリーダーシップが求められます。


まとめ

経営困難な法人に見られる管理職の離職の多さは、組織の深刻な問題を示しています。これを解決するためには、経営者の強いリーダーシップと組織全体の取り組みが必要です。経営者は組織の文化を変えるための覚悟を持ち、積極的に改善策を実行することが大切です。


※本記事の内容は一般的な情報を元にしたものであり、特定の法人や組織を指すものではありません。具体的な経営の課題や解決策については、専門家の意見を取り入れることをおすすめします。

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一緒に組織の未来を築いていきましょう。
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介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにて通信事業、ブライダル事業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:採用コスト2,000万円削減、離職率5割削減、採用単価3万円で200人採用、人材紹介・人材派遣0
人材紹介会社費用の9割減、利益率4倍他多数。