応募からいかに採用に繋げるか?
ここ数ヶ月、介護業界において採用の難易度が上昇しています。ご周知の通り訪問介護職の求人倍率は15倍を超え、1件の応募をいかに採用に繋げるかが経営の大きな課題となっています。この重要性を深く理解していない管理職や現場職員は存在します。採用は経営者の課題でありながら、現場の課題でもあります。双方が本気で取り組まなければ、良い人材を採用することは困難です。
鋭い求職者の視点
求職者は、1本の電話やたまたま電話を受けた人の対応、施設の雰囲気、職員の表情など、わずかな情報から施設を評価します。このため、常日頃から5S(整頓、整理、清掃、清潔、躾)はもちろん、挨拶や笑顔が溢れる施設でなければ、選ばれることは難しくなっています。
現場の雰囲気と採用の関係
採用が難しい時、経営者や管理職は自らの施設を見直すべきです。現場の雰囲気と採用は直結しており、良い雰囲気の施設は求職者からの評価も高くなります。
ホームページの重要性
求職者の約9割は、施設のホームページをチェックしています。そのため、ホームページの質が低いと、求職者が逃げるケースも増えています。ホームページは地域ナンバー1を目指すべきです。選ばれるのは1社だけです。ホームページの質を上げることで、採用の成功率も上がります。
まとめ:
介護業界における採用の難易度は上昇しており、経営者や現場職員が採用の重要性を理解し、取り組む必要があります。施設の雰囲気やホームページの質も採用に大きく影響するため、これらの点を見直し、改善することで、良い人材を採用することができるでしょう。
どのような疑問や悩みも、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております!
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介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにてブライダルマーケットの営業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:採用コスト年4,000万円→1,000万円へ削減、離職率5割削減、採用単価3万円、人材紹介・人材派遣0、
人材紹介会社費用の9割減、利益率4倍他多数。