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2023.10.10
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介護事業者必読!介護経営強化ブログVOL.18 経営と忖度:ジャニーズ問題を通じて見る「裸の王様」の問題と組織の未来

最近、ジャニーズ問題に注目が集まっています。多くの方が様々な意見や感想を持ったであろうこの会見。しかし、私たちがこの問題から学ぶべきことは、単なる芸能の話題を超えた経営の本質に触れるものがあると思います。今回は、その深い部分を探るべく、経営の核心に迫りたいと思います。

1. ジャニーズ問題の背後に潜む経営の課題

裸の王様の現象とは?

「裸の王様」とは、明らかな問題が存在するにも関わらず、その場の空気や権力の前に、それを指摘することができない状態を指します。これまでのジャニーズ問題も、この現象の一例と言えるでしょう。経営においても、こうした「見えているが指摘できない」問題は少なくありません。部下や関係者が本音を言えない環境は、組織の成長の阻害要因となり得ます。

声を上げられない現状

様々な理由から、おかしいと感じても声を上げることが難しい状況が生まれることがあります。特に、上層部との距離が遠い大企業や、権力構造が固定化されている組織ではこの傾向が強くなりがちです。言いたいことを言える風土の醸成は、組織の透明性や柔軟性を高める鍵となります。

2. 経営者の器と企業の未来

法人の未来は経営者の器次第

経営者の思考や行動が組織の方向性を大きく左右します。そのため、経営者自身の視野の広さや柔軟性、倫理観などが企業の未来を形作ります。小さな問題を見過ごしたり、独自の価値観だけを押し通すような経営者のもとでは、組織全体が停滞してしまうリスクが高まります。

誤った忖度、過度の忖度の危険性

忖度とは、相手の意向や感情を先読みして行動することを指します。適度な忖度はコミュニケーションをスムーズにする一助となりますが、過度になると組織の健全な成長を妨げる要因となり得ます。特に、経営者の意向だけを優先するような忖度は、組織の多様性や独自性を損ない、長期的な発展を阻害する可能性があります。

3. 優秀な部下を集め、組織を強化するための視点

組織の力の源泉

優秀な人材が集まる環境とはどのようなものでしょうか。給与や福利厚生はもちろん重要ですが、それだけではなく、成長の機会、挑戦の場、オープンなコミュニケーションの風土など、人材が輝ける環境の提供が欠かせません。

経営の未来志向の視点

これからの時代に適応し、さらにリードしていくためには、経営者自身が未来志向の視点を持つことが不可欠です。新しい技術やトレンド、社会の変化に柔軟に対応し、それをビジネスチャンスとして捉える能力が求められます。


結論:

ジャニーズ問題を通じて考える経営の課題。それは私たちが普段から直面している問題と深く繋がっています。この問題から学ぶことで、経営の新しい視点や方向性を見つけるきっかけとして、日本で唯一の採用伴走支援サービスを提供する弊社が皆様の一助となれれば幸いです。


私たちの採用伴走支援コンサルティング事業を通して、組織の持続的な成長と変革をサポートしています。一緒に組織の未来を築いていきましょう。こちらからご意見をお聞かせください

介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにて通信事業、ブライダル事業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:離職率5割削減、採用単価3万円、人材紹介・人材派遣0、人材紹介会社費用の9割減、利益率4倍等。