目次
2023年の日本の福祉事業
急増する老人ホーム
現在、私たちの周りでは新しい老人ホームのオープンが増えてきています。街を歩けば新たに建築された施設の看板を目にすることが多くなりました。一体、この動きはいつまで続くのでしょうか。
新規開設の背景と条件
老人ホームを開設するための条件は多岐にわたります。「土地の確保」「資材の高騰」「人材の確保と争奪戦」「総量規制の存在」「利益の見込める事業とそれを見込めない事業」など、事業者は多角的な視点での検討が必須です。
老人ホーム業界の現在の課題
M&Aの波
大手老人ホームが海外ファンド傘下に入るM&Aが増加しています。老舗のブランドと新しい資金、ノウハウの融合は業界にどのような変動をもたらすのでしょうか。
赤字経営の現状
直近に公開された特養の約6割が赤字というデータは業界の厳しさを物語っています。どのような改善策が考えられるのでしょうか?
介護報酬制度改定への不安
介護報酬制度の改定が予定されていること、そしてその長期的な見通しの不透明さは、多くの事業者にとって大きな課題となっています。
経費の増加
水光熱費の高騰は、特に初期投資が大きい老人ホーム事業にとって利益を圧迫する大きな要因となっています。
稼働率の低下
一部エリアでの稼働率の急速な低下は、地域性や市場の飽和を考慮しながらの事業展開の重要性を示唆しています。
老人ホーム事業の情報分析と対話の重要性
私たち採用伴走支援サービスとしては、上記のような複雑な情報をどのように分析、解釈していくのかが重要です。AIだけでは得られない、人間同士のディスカッションの中での洞察や意見交換は非常に価値があります。もし、皆さんが何か意見や感想を持っているなら、是非ともお聞かせください。
このコラムは、採用伴走支援サービスが提供する独自の視点から、老人ホーム事業の現状と未来について解説しています。私たちは、事業者が直面する課題や未来の展望を共に考え、最適な支援を行っていきます。
私たちの採用伴走支援コンサルティング事業を通して、組織の持続的な成長と変革をサポートしています。一緒に組織の未来を築いていきましょう。こちらからご意見をお聞かせください
介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎
名古屋大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートにて通信事業、ブライダル事業、マーケティングに従事。
その後、民間介護会社、社会福祉法人にて大規模な経営改善を実現。2021年4月介護経営総合研究所を創業。
改善実績:離職率5割削減、採用単価3万円、人材紹介・人材派遣0、人材紹介会社費用の9割減、利益率4倍等。